片側だけ、いつも同じところがツラい。
右の首すじから肩の上だけが、ズーンとする。
朝、起きてからもう、首のつけ根がギュッ。
マッサージに行っても、その日は少しラク、だけど、
またジワジワとツラくなる。
そんな首こり肩こりが続くと、
これって、「ただのコリじゃないのかも」
そう思うかもしれませんね。
実際、40代以降のしつこい首こり肩こりには、首の骨やその間のクッションが年齢とともに、
少しずつ変わってきたことが関わっている場合があります。
これが、頚椎症(けいついしょう)です。
もちろん、片側だけツラいからといって、全部が頚椎症(けいついしょう)ではありません。
でも、いつも同じ側ばかりツラいなら、少し見方を変えたほうがいいこともあります。
なぜそう言えるかというと、私はもう15年も前から頚椎症(けいついしょう)、とはっきり診断されていて、
ただの首こり・肩こりでは済まされないツラさを経験してるからです。
この記事では、片側だけの首こり肩こりで、
「ただのコリとして見ていいのか」
「首の骨の変化も考えたほうがいいのか」
その見分け方を、できるだけわかりやすく整理します。
この記事でわかること
・片側だけの首こり肩こりで考えたいこと
・頚椎症って、ざっくり何なのか
・ただのコリではないかも、と考えたいサイン
・温熱セルフケアで無理しないほうがいい場面
・整形外科を考えたいタイミング
結論
片側だけの首こり肩こりが、いつも同じ側にくり返し出る。
しかも、その場ではラクになっても、また戻る。
そんなときは、ただのコリとして押し切らず、首の骨の変化が関わっていないかも、
考えたほうがいいです。
とくに、
首を動かすとズキッ、ビリッが混じる
肩だけでなく腕や指先まで違和感がある
手に力が入りにくい
細かい作業がやりにくい
ふらつく感じまである
こういうサインがあるなら、”セルフケアや、代替療法だけ”で治そうとは考えないこと。
片側だけの首こり肩こりで、まず知っておきたいこと
首こり肩こりというと、どうしても
「筋肉がこってるだけかな」
と考えてしまいますよね。
もちろん、それだけが原因の首こりは多いです。
でも、片側だけ。
しかもいつも同じ側。
ずっと同じようにくり返す。
こうなると、ただの疲れやコリだけでは話が足りないことがあります。
首は、まるでボーリングの球のように重い頭を支えながら、神経の通り道にもなっている場所です。
だから、首の骨に変化が出るようになると、
首だけでなく、肩、腕、指先の感覚まで違和感を感じることがあります。
頚椎症(けいついしょう)って、ざっくり言うと何?

難しく考えなくて大丈夫です。
頚椎症というのは、ほんとわかりやすくざっくり言うと、
首の骨(頚椎)や、その間のクッションのような部分(椎間板)が、
年齢とともに少しずつ変わってきて、首や肩まわりの筋肉にも、
負担がかかりやすくなった状態です。
しかも、首の骨が変形してしまうことで、
神経の通り道がせまくなりやすくなる。
そんなイメージです。
これがあると、首すじがずっと張る。
肩の上がいつも重い。
片側だけギューッとつらい。
そういうことが起こる場合があります。
年齢とともに首に変化が出ること自体は珍しくありません。
でも、変化があっても何も感じない人もいます。
逆に、変化が症状として出てくる人もいます。
ですので、MRIなどの画像だけの話ではなく、
「今どんな症状を感じるか?」がとても大事です。
首を動かすとズキッ、ビリッが混じる
ただ重いだけではなく、
・振り向くとズキッ
・上を向くとビリッ
・肩の前のほうが重だるい
・寝返りをうつと、首がボキッ
そんな感じが混じるなら、首まわりの神経がイライラしている可能性も考えます。
コリのだるさだけ、というより、電気が走るような感じ。
ピリッ、ビリッ、ズン。
こういう表現がしっくりくるなら、やっぱり”ただのコリ”ではないかもですね。
こうなると、首から出る神経のことも考えたいです。
首が原因なのに、本人は肩だけが悪いと思っている。
手に力が入りにくい、細かい作業がやりにくい
ここまでくると要注意です。
さらに、
ペットボトルのふたが開けにくい。
ボタンがはめにくい。
スマホを持つ手が頼りない。
物を落としやすい。
もっとひどいのは、
・足元がふわふわする
・まっすぐ歩きにくい
・階段がちょっと怖い
・足のうらまで変な感じがする
ここまで来たら、温熱やマッサージの話を先にする段階ではありません。
こういう場合は、首の変化が首だけで終わっていない可能性もあります。
ここは、のんびり様子を見るより、早めに整形外科を考えたいところです。
整体やマッサージでその場だけ、をくり返しやすい理由

片側だけの首こり肩こりで多いのが、これです。
やってもらった直後は少し、または、まあまあラク。
その夜も少し軽い。
でも、翌日になると、また同じ側がジワジワ戻る。
これは、あなたが受ける施術が全部ダメという話ではありません。
ただ、もし首の骨まわりの変化や神経の通り道の問題が関わっているなら、
表面の筋肉をゆるめるだけでは、あなたが望む本当のラクにはたどり着かないでしょう。
三井温熱療法で大事なのは、無理に押し切らないこと
ここで大事なのは、
「頚椎症っぽいなら温熱してはいけない」
と単純に言うことではありません。
そうではなく、
”無理に押し切らないこと”
たとえば、
やたら熱く感じる
ピリピリするばかりで気持ちよくない
しびれが強くなる
温めたあとに違和感が増す
こういう日は、
「もっとやれば変わるはず」
で攻めないほうがいいです。
狙いたいのは、
熱いけど気持ちいい。
じわーっとゆるむ。
呼吸が少しラク。
温度の目安で迷う方は、三井温熱療法 温度設定は何度がいい?初心者の目安とPRO使用の注意点も参考になります。
あなたがそう感じるなら、医療機関を受診するのを前提に、
三井温熱療法を試すのはありです。
少しでも
「あれ、なんか変」
が強いなら、その日のセルフケアは深追いしない。
ここはかなり大事です。
温熱セルフケアそのものの基本手順を確認したい方は、三井温熱療法セルフケアのやり方もあわせて読んでみてください。
頚椎症じゃないときもあり得る
・腕を上げると肩そのものがズキッと強く痛い
・服を着る、髪を結ぶ、背中に手を回すのがかなりつらい
・夜に肩そのものがズキズキする
こういう場合は、首こりだけではなく、「肩そのもののに問題あり」、のときもあります。
肩の強い痛みや動かしにくさ、着替えや夜の痛みが気になるなら、
肩関節周囲炎(かたかんせつしゅういえん)など肩由来の問題も視野に入ります。
医師が患者さんに伝えるときは、五十肩とか四十肩とかって言うことが多いです。
まとめ
片側だけの首こり肩こりが、いつも同じ側に出る。
しかも、その場では少しラクになっても、また戻る。
そんなときは、ただの首こり・肩こりとして押し切らず、
首の骨の変化が関わっていないかも、考えたいところです。
とくに、あなたの自覚症状として、
・ズキッ、ビリッが混じる
・腕や指先まで気になる
・手に力が入りにくい
・ふらつく
こういうサインがあるなら、
三井温熱療法や他の代替療法だけで引っぱらないほうが安全です。
三井温熱療法は優れた温熱療法であることは、
私の経験からも明らかです。
でも今回お伝えしたような自覚症状が続いてしまうのなら、
ぜひ私の考えも参考にしていただきたいです。
ここがわかるだけでも、首こり肩こりへの向き合い方はかなり変わりますし、
改善への道も開けると思いますので。
ただの肩こりとして温め方を知りたい方は、三井温熱療法で肩こりはどこを温める?首・背中・胸の優先順位とセルフケアのコツもあわせてご覧ください。
監修・解説
監修:徳山聖徳(柔道整復師/三井温熱療法26年/著書あり)
本記事は、片側だけの首こり肩こりが続く人に向けて、頚椎症など首の変化が関わる可能性もふまえながら、無理にセルフケアで押し切らないための見分け方を整理したものです。
徳山聖徳プロフィール(実績・著書・考え方)は、こちらの固定ページをご覧ください。

コメント